木曜日, 10月 23, 2003

[memo]米国商務省統計


[米国ITサービス統計区分] 1997 1998 1999 2000 2001
コンピュータプログラムサービス 11.7 15.2 14.0 11.7 3.5
パッケージソフトウェア 16.2 20.1 16.3 13.3 1.2
コンピュータ化されたシステム設計 3.6 15.6 14.2 ▲0.2 ▲18.6
コンピュータ処理とデータ整備 4.4 19.3 9.3 4.6 ▲6.8
情報検索サービス 29.2 21.6 13.5 13.6 ▲1.9
コンピュータサービス管理 5.7 5.6 14.2 12.8 11.7
コンピュータ・レンタル,リース 31.3 35.3 68.1 54.8 3.3
コンピュータ保守・修理 16.3 18.8 28.1 7.5 16.5
コンピュータ関係サービス 16.0 19.6 12.3 7.6 ▲15.4
出所:U.S.Census Bureau"Services Annual Survey","Annual Survey of Communication Service","Annual Benchmark Report for Rental Trade and Food Services","Annual Survey of Manufactures",U.S.Department of Commerce"Digital Economy 2002"

[memo]米国商務省統計から


[米国ITサービス統計区分] SIC NAICS
コンピュータプログラムサービス 7371 541511
パッケージソフトウェア 7372 511210+334611
パッケージソフトウェア(卸売)   421430pt
パッケージソフトウェア(小売)   443120pt
コンピュータ化されたシステム設計 7373 541512
コンピュータ処理とデータ整備 7374 514210
情報検索サービス 7375 514191.9
コンピュータサービス管理 7376 541513
コンピュータ・レンタル,リース 7377 532420
コンピュータ保守・修理 7378 811212
コンピュータ関係サービス 7379 541519

月曜日, 10月 20, 2003

PC出荷、上向き明確に(2)



世界のPC出荷の上向き傾向が見えてきた。17日に示した図や今回の図表に掲げている数値は、各ベンダーの数値、日米の業界統計、政府統計および調査会社のデータから割り出した数値。
赤い線が米国GDPの伸び率、青い線は世界PC出荷台数の伸び率そして棒グラフは世界のPC出荷台数を示している。
これによると、いままでのところ、2002年のPC出荷台数が1億5千万台を越えていて最高記録。比較として、Gartnerの数値を見ると同じく2002年の1億4620万台が最高記録。
2003年は第3四半期の出荷が2桁になったことからすると、この2002年の記録を塗り替えるのは必至。
これは、足元の米国経済がそろりと動き出していることを受けて、世界経済も動きはじめているということと関係している。
2004年も同じ傾向で行くと考えられる。しかし、米国経済はジョブレス・リカバリーと表現されている通り、不安材料を抱えている。企業の業績が回復したとしても、個人消費に火が付かない限りは上向き基調の維持は難しい。
確かにIT投資自体は他の機械設備投資よりも元気が良い。そこでその中身を見てみると、どうやら更新投資が主体となっている模様。更新投資だけで2年間も、というのはなかなか。
巷間言われている米国の経済成長率が3.0%台で推移するという現在のところ、誠に尤もらしいシナリオに沿って考えていくと、世界の2004年のPC出荷はせいぜい5.0%台といったところだろう。
もちろん、この5%の中身の構成はIAサーバーの伸張など、かなり内容が異なったものとなることは確か。