土曜日, 3月 26, 2005

ゴッホの作品を追加 

「美と歴史」のページにゴッホの作品を幾つか追加。
追加した作品は、「アイリス」、「花咲くアーモンドの枝」、「Still Life:Vase With Irises」、「Still Life:Vase With Irises Against A Yellow Background」 、「若い農夫の肖像」 。

今日は風邪と花粉症の複合症状に悩む。
一日中、マスクを手放せない。マスクをしている自分の顔を鏡で見ると、我ながら、これでは不審人物ではないかと思ってしまう。
この格好でコンビニに入っていっても良いものか。
さりとて、外せば花粉が鼻を刺激する。


<<一言主>>
W.ヴァントは、客観的な実験によって人間の心の法則を探ろうと、1879年にドイツのライプツィッヒ大学に心理学実験室を開いた。

W.ヴァントは生理学者であったが、近代心理学の父と呼ばれている。

人の心の複雑さは、いくつかのより単純な心理的要素に分解して考えることが出来るという捉え方を「構成主義」という。

近代心理学の父W.ヴァントは「色の三原色説」で知られるヘルムホルツの影響で「構成主義的心理学」を展開した。

心理学の実験で、被験者に実験の結果、自分の心の中で発生した結果を自己申告してもらう方法を「内観法」という。

古代、プラトンは心と体は別物だと考えた。つまり、肉体が滅んでも心は滅ばないとした。この考え方を「身心二元論」という。

古代、アリストテレスは、肉体が滅ぶと心も消えると考えた。この考え方を「身心一元論」という。

金曜日, 3月 25, 2005

懐かしい楽しみ 

 今日から万博。
愛・地球博
9月25日までだからたっぷりと時間がある。
知人はゴールデンウィークに家族で行くべく新幹線のチケットやらホテルの予約。さすがにゴールデンウィークは混みそう。
「万博」というのは国際博覧会条約という国際条約に基づいて、正式に博覧会事務局(BIE)に登録又は認定された「国際博覧会」ということになっている。
この条約によると、国際博覧会というのは、少し難しくなるのだけれど、「二以上の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであって、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段又は人類の活動の一若しくは二以上の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう」とされる。
それはさておき、日本では「人類の進歩と調和」をテーマとした1970年の大阪万博(日本万国博覧会)、「海-その望ましい未来」をテーマとした1975年の沖縄万博(沖縄海洋博覧会)、それから、「人間・住居・環境と科学技術」をテーマとした1985年の筑波万博(国際科学技術博覧会)、そして1990年の国際花と緑の博覧会が過去に開催されている。
このうち、私が行ったことがあるのは筑波万博だけ。
人の記憶とは面白いもので、筑波万博と言えば科学万博であったはずなのに、ドイツなどの諸外国の生活を紹介するパビリオン(コーナーであったかもしれない)が一番強い印象となって残っている。
田舎町に生まれ育っていたせいで、万博の中の外国の展示物が初めて触れる海外の香りだったのだろう。
もっとも、基地の町で育ったので米軍には馴染みがあったが。
などと思い起こしていると、ワクワクしてくる。


<<一言主>>
○VOC(揮発性有機化合物)は、比重が水よりも重く、粘性が低く、分解しづらいという性質を持っていることが多いので、土壌や地下水を汚染する危険性が指摘されている。

○VOC(揮発性有機化合物)には、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンなどがある。

○トルエンは、揮発性の性質を利用して、塗料や接着剤の溶剤として使われている。

○キシレンも、塗料、接着剤の溶剤として利用される。

○スチレン(Styrene、C6H5-CH=CH2)はポリスチレン樹脂、ABS樹脂のなどの原料。ビニルベンゼン、フェニルエチレンとも呼ばれる。

○スチレンは、エチルベンゼンから製造される。

○ベンゼンはガソリンに含まれている。

○ベンゼンとガソリンはナフサ改質油(リフォーメート)を原料としている。

木曜日, 3月 24, 2005

備えておこう 

阪神大震災を契機に、地震対策特別措置法により1995年に設置された地震調査委員会が23日に10の活断層の地震発生確率を発表した。
日本は地震の多い国。
私の住んでいる武蔵村山の隣りの立川には国の出先機関が数多くあり、国の災害応急対策拠点、バックアップ施設として立川広域防災基地を形成している。
その立川にも、埼玉県入間郡名栗村から東京都青梅市、立川市を経て府中市にまで続く約33キロの立川断層が走っている。
だから、地震は他人事ではない。
もっとも、日本には2000を越える活断層が走っているというから、地震に無縁な地域というのは少ないだろう。
地震調査委員会は、その2000以上ある活断層のうち長さが20キロ以上で、しかも被害が大きいと考えられる98の活断層とマグニチュード8クラスの巨大地震を引き起こす海溝型地震域約30箇所について調査、結果を発表してきた。
その調査結果に基づく試算によると、神奈川・静岡県の「神縄(かんなわ)・国府津(こうづ)?松田」で、今後30年以内にM7.5の地震が起こる最大確率は16%で一番確率が高い。長野、静岡県に跨る「糸魚川?静岡構造線」でM8.0地震が発生する確率が14%。長野県の「境峠・神谷」でM7.6の地震が発生する確率が13%。
立川断層では今後30年以内にM7.4の地震が発生する確率が0.5%から2%。

98断層帯のうち約半数の断層帯:30年確率の最大値が0.1%未満
98断層帯のうち約1/4の断層帯:30年確率の最大値が0.1%以上から3%未満
98断層帯のうち約1/4の断層帯:30年確率の最大値が3%以上

ということで、3%以上の場合が「高いグループ」、0.1%から3%未満の場合が「やや高いグループ」に分類される。

立川断層は「やや高いグループ」ということになる。

1995年以降に発生した比較的規模の大きい地震だけでも、これだけある。

1995年1月17日 M7.3 兵庫県南部地震(阪神大震災):死者6,432、不明 3、 負傷者 43,792、 住家全壊 104,906棟
2000年10月6日 M7.3 鳥取県西部地震: 負傷者 182、住家全壊 435棟
2001年 3月24日 M6.7 芸予地震:死者 2、負傷者 288、 住家全壊 70棟
2003年9月26日 M8.0 十勝沖地震: 不明 2、負傷者 849、 住宅全壊 116棟
2004年10月23日 M6.8 新潟県中越地震:死者 40、負傷者 4,574、住家全壊2,867棟
2005年 3月21日 M7.0 福岡県西方沖地震

油断禁物、備え有れば憂いなしと肝に銘じておくこととする。


<<一言主>>
○マイクロマシンとは、数ミリメートル以下の大きさの構成部品から作られる機械のこと。

○マイクロマシンを実現する方法としては、半導体技術を用いたMEMSとそれ以外の機械の微小化という、大きく分けて2通りある。

○マイクロファクトリとは、1??以内の場所で小型工業製品の搬送、 加工、組立、検査など一貫した製造を行うシステムのこと。

○福井県の小浜市は北陸の小京都とか海のある奈良と呼ばれる風情ある町。
昨年の夏に訪れました。

○沸点とは液体が沸騰して気体に変化(気化)する温度のこと。

○沸点が100℃から260℃の化学物質を揮発性有機化合物(VOC[Volatile Organic Compounds])という。

○VOC(揮発性有機化合物)とは、主に人工合成された常温常圧で空気中に容易に揮発する物質を指す。

水曜日, 3月 23, 2005

体重だけでなくウエストも注意 

体格指数というものがある。略してBMI(Body Maaa Index)、こちらなら耳にしたことがあるだろう。
BMIは、体重(kg)/身長(m)×身長(m)として計算する。
この値が大きいと問題というのが分かるが、少なすぎても良くない。
BMIが19.8未満だとやせ(低体重)、19.8から24.2未満で普通で安心ということになり、24.2から26.4未満だとちょっぴり肥満気味、26.4以上だと体重減らさなきゃということになる。
ちなみに理想的だと言われているのがBMI=22。
というわけで、22×身長(m)×身長(m)で標準体重を計算することが出来る。
もっとも、これは一つの目安。
こうした指標以外にも、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは大学の27,270人に対する13年間の疫学調査でウェストのサイズが2型糖尿病の指標となりうるという研究成果を発表している。
それによると、29から34インチのウエストの人に比べて、34.3から35.9インチの人だと2倍、36から37.8インチの人だと3倍、37.9から39.8インチの人だと5倍、40から62インチの人だと12倍の2型糖尿病にかかる危険性があるのだとか。
但し、Youfa Wang助教授によるとBMIとウエストサイズの両方とも有用な健康指標になるという。
もっとも、これは男性に限った話。
ちなみに、2型糖尿病(type II diabetes)というのは、いわゆる生活習慣病による糖尿病で、一般に良く知られている糖尿病。
これに対して、1型糖尿病(type I
diabetes)というのは、膵臓のインスリンを作る細胞が自己免疫によって破壊されてしまうもので、生活習慣病とは関係がない。


<<一言主>>
○マイクロソフト社にいたリチャード・ブロディ(Richard
Brodie)は文化の遺伝子ミームには、識別ミーム、戦略ミーム、関連付けミームの3種類があるとした。

○識別ミームというのは、物事を区別するために人間が作り出したものを言う。
現実には、地球とかノートとかパソコンとかはミームであるけれども実体として存在しているわけではない。

○戦略ミームというのは、どのような原因がどのような結果を産むかということに関する可変的あるいは流動的な経験則のことをいう。
格好いい青年に微笑みかけたらどうなるかとか、赤信号で渡るとどうなるかとか。
戦略ミームを固定化させて成文化すると法律になる。

○関連付けミームというのは、ミーム同士を関連付けるミーム。

○文化的遺伝子ミームと生物学的遺伝子DNAとの関係に関しては様々な考え方がある。文化は遺伝するのかということは非常に大きな問題。

○MEMSというのは、機械システムを非常に小さく、砂粒程度にしたもののこと。

○MEMSはマイクロ-エレクトロ-メカニカル-システムの略。

火曜日, 3月 22, 2005

眼球をグルグルする代わりに 

速読をするためには眼球の動きが重要な役割を果たすということは想像が付く。
テレビなどで物凄いスピードで本を読む人の目の動きが凄まじくグルグルと回っていたことを思い出す。
もう、それは目の動きというのではなくて、眼球の動きと言わなければ正しくないのではないのかと感じさせてしまうような動き。
本を沢山読めたら嬉しいだろうなと思いつつも、自分が訓練して同じように眼球をグルグルと回すことが果たして可能なのかどうか。
幼い時から運動神経が抜群ではない私にとっては心もとない。
多分、訓練している段階で筋肉痛に悩まされるのではないだろうか。
いや、眼球に筋肉痛などないのかもしれない。でも、仮に眼球に筋肉痛があったとして、筋肉痛になった暁には目の玉に筋肉痛の薬を塗る訳にもいかないだろう。
ちょっと、そういう状態は想像しただけでも目に涙が浮かんでくる。
まぁ、実際にはそういうことは全くないのだろうけれど。
などと、不必要な想像で小さな頭を満たしていたら、Walker Reading Technologies社という企業が眼球の無駄な動きを抑えて文章の読解能力を増加させるという技術を売っているという。
この技術は「Live Ink技術」と言って、電子テキストを読みやすいように分割する技術なのだとか。
これなら眼球をグルグルと回すことはない。
つまりは眼球をグルグルと回すのではなくて、テキストのほうをバサバサに切り刻むことで同じ効果を得ようというなのだろう。
最大で読解力が40%も向上するという優れものの技術なのであるものの、残念ながら、日本語では利用出来ないのだとか。
ちょっと残念。

「Live Ink技術」に関するサイト

Live Ink技術の論文のサイト



<<一言主>>
○兵庫県の篠山町は、デカンショ節で知られる。

○デカンショ節は篠山の「みつ節」の「ドッコイショ」という一節に引っ掛けて、旧制一高の寮生達が、「デカルト、カント、ショーペンハウエル」の頭文字をとって唄ったのが始まりという。

○デカンショ節の「デカンショ」は「ヨイトヨイヤマカドッコイショ」が訛って「ヨーイヨーイデッカンショ」となったとも言われている。

○文化の伝達や複製の基本単位、つまり文化の遺伝子のようなものをミームという。

○ミームは「模倣する」という意味のギリシア語の「mimeme」に「記憶」という意味の英語の「memory」を掛け合わせた造語。

○ミームはオクスフォード大学の生物学者リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)が『利己的な遺伝子(The Selfish
Gene)』の中で1976年に提唱した。

○マイクロソフト社にいたリチャード・ブロディ(Richard Brodie)はミームを心の中に存在している情報の基本的単位だと考えた。

○興奮性の神経伝達物質のノルエピネフリンとドーパミンのもととなるチロジンはフェニルアラニンというアミノ酸から造られる。

○ファニルアラニンの構造式は

月曜日, 3月 21, 2005

紀のなごみ 

2005-0321-1219.jpg竹内結子さんがテレビで紹介したという和歌山のお土産。
大きいというのが最初の感想。
そして意外に美味しい。
ただの梅干しと思ってはいけない。

粉河寺(西国三番) 、 粉河産土神社(粉河) 、 十禅律院(粉河) 、 日前神宮/国懸神宮(和歌山) 、 紀三井寺(和歌山) 、 玉津嶋神社(和歌浦) 、 紀州東照宮(和歌浦)のページを作成。




<<一言主>>
自分への敵意に不必要に敏感な傾向を敵意帰属バイアスという。

敵意帰属バイアスの大きい人は攻撃行動を起こしやすい。

A.ドッジは犯罪件数の多い人ほど敵意帰属バイアスが高いことを明らかにした。

抱えている欲求が満たされない場合に起こる心理的負担をフラストレーションという。

フロイト派と呼ばれる人々は攻撃行動を人間の本能と考えた。

フロイト派とは精神分析の創始者フロイトの理論に忠実な人々。

J.ダラード(1900-1980)は攻撃行動の原因はフラストレーションにあると考えた(フラストレーション攻撃仮説)。

日曜日, 3月 20, 2005

無量光寺の首大仏 



寺町はお寺の多く集まる町。
肌寒い、気候ながらも、お彼岸の、今日のこの日は、大勢の、人も仏も集い逢う。

和歌山城 


見残したものが多くある。まだまだ名残惜しい。
しかし、それは、また来るまでのお楽しみ。
さて、寺町をぶらりと散策して帰路につくとしよう。

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