火曜日, 3月 22, 2005

眼球をグルグルする代わりに 

速読をするためには眼球の動きが重要な役割を果たすということは想像が付く。
テレビなどで物凄いスピードで本を読む人の目の動きが凄まじくグルグルと回っていたことを思い出す。
もう、それは目の動きというのではなくて、眼球の動きと言わなければ正しくないのではないのかと感じさせてしまうような動き。
本を沢山読めたら嬉しいだろうなと思いつつも、自分が訓練して同じように眼球をグルグルと回すことが果たして可能なのかどうか。
幼い時から運動神経が抜群ではない私にとっては心もとない。
多分、訓練している段階で筋肉痛に悩まされるのではないだろうか。
いや、眼球に筋肉痛などないのかもしれない。でも、仮に眼球に筋肉痛があったとして、筋肉痛になった暁には目の玉に筋肉痛の薬を塗る訳にもいかないだろう。
ちょっと、そういう状態は想像しただけでも目に涙が浮かんでくる。
まぁ、実際にはそういうことは全くないのだろうけれど。
などと、不必要な想像で小さな頭を満たしていたら、Walker Reading Technologies社という企業が眼球の無駄な動きを抑えて文章の読解能力を増加させるという技術を売っているという。
この技術は「Live Ink技術」と言って、電子テキストを読みやすいように分割する技術なのだとか。
これなら眼球をグルグルと回すことはない。
つまりは眼球をグルグルと回すのではなくて、テキストのほうをバサバサに切り刻むことで同じ効果を得ようというなのだろう。
最大で読解力が40%も向上するという優れものの技術なのであるものの、残念ながら、日本語では利用出来ないのだとか。
ちょっと残念。

「Live Ink技術」に関するサイト

Live Ink技術の論文のサイト



<<一言主>>
○兵庫県の篠山町は、デカンショ節で知られる。

○デカンショ節は篠山の「みつ節」の「ドッコイショ」という一節に引っ掛けて、旧制一高の寮生達が、「デカルト、カント、ショーペンハウエル」の頭文字をとって唄ったのが始まりという。

○デカンショ節の「デカンショ」は「ヨイトヨイヤマカドッコイショ」が訛って「ヨーイヨーイデッカンショ」となったとも言われている。

○文化の伝達や複製の基本単位、つまり文化の遺伝子のようなものをミームという。

○ミームは「模倣する」という意味のギリシア語の「mimeme」に「記憶」という意味の英語の「memory」を掛け合わせた造語。

○ミームはオクスフォード大学の生物学者リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins)が『利己的な遺伝子(The Selfish
Gene)』の中で1976年に提唱した。

○マイクロソフト社にいたリチャード・ブロディ(Richard Brodie)はミームを心の中に存在している情報の基本的単位だと考えた。

○興奮性の神経伝達物質のノルエピネフリンとドーパミンのもととなるチロジンはフェニルアラニンというアミノ酸から造られる。

○ファニルアラニンの構造式は

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