土曜日, 3月 05, 2005

アジア文化に思いを馳せる 

NHKで国営系「好徳」と「ローソン」などとの間の上海コンビニ戦争が取り上げられた。コンビニの起源は1927年、アメリカテキサス州ダラスに本社があるサウスランド社。
ジョー・トンプソン青年がトーテムストアを開店し、これがセブンイレブンになっていった。
とはいえ、コンビニはもはや日本の現代文化と言っても良いほどに日本のものとなっている。
コンビニ業界最大手のセブンイレブンが1号店を出したのが1974年。1号店は東京は江東区豊洲の豊洲店が日本での事実上のコンビニの始まりと言われる。
次ぎに、ファミリーマートは1973年9月に埼玉県は狭山市に1号店を、ローソンは1975年6月14日に大阪の豊中市南桜塚に桜塚店を、9月にはフランチャイズ1号店の桃山店を、オープンさせている。
そして、瞬く間に日本全体に拡がり、台湾へ、台湾から小売業自由化で中国へと拡がっている。
これは、マクドナルドがアメリカ文化を世界中に広めていったように、コンビニを通じて現代日本文化が普及していくのではないかと思う。
NHKの番組では「おでん」が出ていた。日本で馴染みのおでん。それに弁当も紹介されていた。日本語の弁当が中国では便利の便で便当という。
これだけを聞くと弁当が日本に起源があるかのように錯覚してしまう。しかし、弁当は、いや便当は中国からもたらされたもので日本へは室町時代には伝わっていたとのこと。
そうは言っても、コンビニ弁当なるものは現代の日本文化としても良いように思う。
日本の文化がアメリカの文化のようにアジア中に拡がれば良いというより、コンビニ弁当やおでん、のり巻やコンビニを通じて日本だとか台湾だとか中国だとかというのではなくて新しい形のアジア文化が花開くことになるかもしれない。


<<一言主>>
地球全体の表面を覆っている平べったい岩をプレートという。

プレートは12枚ほどある。

日本列島は4枚のプレートの上に乗っかっている。

京都の千枚漬は聖護院かぶらを使っている。

京都の千枚漬はかつては乳酸発酵で酸味を付けていた。

現在の京都の千枚漬を始めたのは大黒屋藤三郎。慶応元(1865)年のこと。

大黒屋藤三郎は大藤の初代。

大黒屋藤三郎は京都御所の大膳寮で働いていた。

金曜日, 3月 04, 2005

雪と点字ブロック 


雪が降る。昨晩、駅にも雪が降り電車の遅れが予想されるので、お出かけは余裕を持ってという趣旨の張り紙が掲示されていた。
こんな雪の日には家で仕事をしたいもの。さりとて、予定は変更出来ない。その日の天気で予定を変更出来るようだと良いのだけれど。
という次第で余裕を持って早めに出発。
出発したのは問題なし。
ところが、ここからが宜しくない。
東京の雪は北国の雪とは違い水っぽい。当然、積もるというより地面はぬかるむような状態になる。非常に歩き難い。
ということで、あまりぬかるんでいそうもない所を義経の八艘飛びのように飛んで次第。そして、運が悪くも、飛んだ先に点字ブロック。
この点字ブロック、大多喜に行った時もそうだったけれど、雨の日は滑りやすい。うっかりまともに踏んでしまうとツルリと滑り危険。
点字ブロックと言っても丸いものが沢山付いているものではなくて、道路の端などに設置されている棒状のものが幾つか並んでいるもの。
それが滑りやすい。
見事に滑って体の右側半分を強打。びしょ濡れ。傘破損と相成った次第。
気をつけねば帰り道。

<<一言主>>
平均海面と一致する地球の等しい重力ポテンシャル面のことをジオイドという。

ジオイドは仮想海水面などと言われる。

世界一深い湖はバイカル湖(-1742m)。

人間の体には約200本の骨がある。

ムカデには多くの種類があるが、頭に続く多くの胴節から1対ずつ生えている歩脚と呼ばれる足が生えている。

ムカデの足は15対から177対。

ムカデとヤスデは違う。

ヤスデには頭に続く多くの胴節から2対ずつ生えている歩脚と呼ばれる足が生えている。

木曜日, 3月 03, 2005

懐かしい匂い 


祖母の命日。子供の頃、夏休みは祖母のところに数週間厄介になるというのが好例だった。
両親ともに仕事を持っていたから、学校が休みで家に居ても仕方が無いというか、子供だけでは心配だというのがあったのだろう。
数数巻単位で、しかも何年も繰り返されたから、祖母の家の周りのことは地元のように記憶にある。
そこは、北海道の片田舎。場所は随分と離れているけれども、北海道以外の人には富良野の風景を頭に浮かべてもらうと近い風景に囲まれている場所。
市街地までは車で1時間程度かかる。当然、厄介になっている最中に市街まで行くという機会はほとんどなかった。そういうわけで、市街の駅前の状況とか商店街などは全くと言って良いほど記憶にない。
鮮明に残っているのは街灯一つない夜の中で形容し難いほどに全天をお椀を伏せたように覆い被さっていた夜空。
キタキツネが顔を出したビート(砂糖大根)の畑。土の匂い。
小川での釣り。
自らの土地を離れざるを得なかった開拓者達の朽ちた家々。
それらを今は懐かしく思い出す。


<<一言主>>
有機化合物はベンゼン環があるかどうかで芳香族化合物と脂肪族化合物に分類される。

原子を原子番号順に、周期的にあらわれる性質の類似した原子が縦に並ぶように配列した表を元素の周期表という。

元素の周期表を考案したのはロシアのメンデレーエフ。

日本で二番目に高い山は白根山(2171m)。

標高とは基準面からの高さのこと。

日本の標高の基準面は東京湾平均海面。

水曜日, 3月 02, 2005

拝啓、お元気ですか 

あの頃を過ごした町に川もなく

流す白線もなかったけれど

重なる思いに絡み合う想い

川面に繋がり流れていく一本の線のように

微かでも一瞬でも儚(はかな)くとも

それでも確かに繋がっていたあの頃を

今にも切れそうな一本の糸でしか繋がっていない僕は振り返る

懐かしむのでもなく

悲しむのでもなく

ただ一本の糸を振り返る


<<一言主>>
米国の衛星打ち上げ用ロケットの代表格のデルタロケットはもともとはソーと呼ばれる軍事用ロケットの一部として開発されたものだった。

ICBMとは大陸間弾道弾のこと。

象の祖先はおよそ1600万年前に生息していたステゴロフォドン(Stegolophodon)。

芳香族化合物とはベンゼン環を含む化合物のこと。

ベンゼン(C6H6)亀の甲記号で表され、この構造はドイツの学者ケクレ(Friedrich A.Kekule)が提案した。

ベンゼンは発ガン性がある。

火曜日, 3月 01, 2005

爽やかな季節に向けて 

もう3月。気を引き締めていこう。ミシンも新しくするし。
少し暖かくなるだろうということで、関西方面探訪に2箇所行く予定だし。
寒さのための家篭りも終わりに近づく3月。
悩みの種は花粉症の3月でもあるということ。
花粉症の薬は物凄く早めに2月の初めから服用。それだけではということで甜茶も毎日飲んでいる。
さて、爽やかな季節に向けて乗り切るぞと。

<<一言主>>
HIIAロケットは、初の純国産ロケットとして開発され1994年1号機打ち上げられたHIIロケットの後継。
HIIAロケットの打ち上げコストは85億円以下が目標とされている。

HIIAロケットの打ち上げコストは160億円だった。

1969年10月1日に日本の宇宙開発委員会が発表した「1972年までに150kgの衛星を高度1,000kmの軌道に乗せるQロケット」を開発するというQ計画と「1974年までに100kgの静止衛星を打ち上げるNロケット」を開発するというN計画がいわば日本の本格的ロケット計画の始まり。

日本の三関と言えば、伊勢の鈴鹿関、美濃の不破の関、越前の愛発関。

奥州三関と言えば、白河関、勿来関、山形の鼠ヶ関。

月曜日, 2月 28, 2005

求められる透明感 

やはり無理があったのだろうか南セントレア市。
迷走した愛知県美浜町と南知多町の新市名問題は合併そのものに住民がノーという判断を下したことで白紙。
新市名を公募したのに、行政側が出した案で決まったことに反発するというのは住民感情としては当然と言える。

同じように、長野県の駒ヶ根市、飯島町、中川村による中央アルプス市の合併も白紙になったとのこと。
こちらも、住民アンケートでは「駒ケ根市」が一番、「中央アルプス市」は三番だったにもかかわらず、合併協議会が「中央アルプス市」に決定していたという。

こういう不透明感は許されない時勢だということだろう。

100メートル走で1番にゴールしたのに先生に君は協議の結果2番です。などと言われたら、それは反発するだろう。


<<一言主>>
半導体素子の集積度が18ヶ月ごとに2倍になるムーアの法則という。

DNAからmRNA(メッセンジャーRNA)に転写された遺伝情報は細胞核から細胞質へと移動する。

mRNA(メッセンジャーRNA)はリボゾームというタンパク質合成工場での設計図の役割を果たす。

タンパク質合成工場であるリボゾームはリボゾームRNA(rRNA)で作られている。

仏教では世界を下から順に地獄、餓鬼、畜生、人間、天の6つに分かれると考えている。

仏教では天界は、欲界、色界、無色界に分かれると考えられている。

日曜日, 2月 27, 2005

巡り会い 

一緒に歩いている道

いろいろなことをとりとめもなく

徒然なるままにあるがままに

何を言っても笑ってくれるんだね

素敵な笑顔は太秦の香り

その優しさは1000年の重なり

廻り巡って紆余曲折の巡り会い

長かった過去も振り返えれば短い思い出

ほらまた笑ったその笑顔はディーバの魅力

徒然なるままにそのままにあるがままの君が好き


<<一言主>>
走査トンネル顕微鏡(Scanning Tunneling Microscope)を使うと物質の原子構造を直接見ることが出来る。

電子顕微鏡には、透過型電子顕微鏡(TEM)、走査型電子顕微鏡(SEM)、オージェ電子分析器(AES)、電解イオン顕微鏡(FIM)、走査型トンネル顕微鏡(STM)など種類がある。

電気を流さない性質の物質を絶縁体という。

siRNA とは、遺伝子(mRNA)と同じ配列を持つ短い二本鎖RNAのこと。遺伝子の働きを抑制することが知られている。

RNAiを細胞内に入れるとRNA干渉(RNAi ; RNA interference ) と呼ばれる現象が発生する。

RNA干渉というのは二本鎖RNA(siRNA)によって、RNAと相同配列を持つ 遺伝子の発現が抑制される現象のこと。

RNA干渉では危険なmRNAにだけ作用し正常なmRNAには作用しない。

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