土曜日, 7月 17, 2004

草津良いとこ 

一度はおいで〜、と。
草津は初めてじゃなくて何度も来ている。だけど、泊まるのは初めて。
万座から白根山を経巡って草津に舞い降りる。白根山は雲のただ中。麓から見上げるぶんには綺麗。でも、頂上は吹き付ける雨と夏とは思えない寒さ。そのぶんだけ温泉につかったときの有り難さ、効能書きに勝るものあり。
この日は、丁度、草津のお祭り。昼間は子供達の、夜は10時まで大人達の神輿を担ぐ威勢のある声が湯畑から西の河原まで響き渡っていた。


水曜日, 7月 14, 2004

相互に染み入る 

赤坂のカナダ大使館高円宮記念ギャラリーに池口史子(Chikako Ikeguchi)展を鑑賞しに足を伸ばす。大使館の横は旧高橋是清邸。数々の中国風の石像がお出迎え。そして、二階からギャラリーに降りて行くと高円宮家所蔵の彫像が常設展示されている。さて、池口女史の絵画は本人が適度に歴史を持つ北米や豪州を自分に相応しいというだけはある。背景たる自然に近代的構造物が染み入るように描き込まれている。動と静の対比。建物や列車の近くにはキュビズムを彷彿とさせる活字。再度、背景に目を移すと自然も染み入っているのに気付いた。

空想は廻る 

「エステのバイキング」というのがあると耳にして、詳しい説明を聞く前に、
食べても食べても必ず痩せさせてくれるエステ!と勘違いをしたのは私だけだろうか。
例えば、焼肉屋さんの中にエステがあって、焼肉を沢山食べた後、そのエステ・コーナーに行くと食べた分だけエステしてくれる。
焼肉屋さんと完全連動なので、どの位食べたのかはエスティシャンがきちんと把握している。この位食べたら、きっとこの位は脂肪になってしまいますよなんてことをきちんと把握していて、その脂肪を燃焼させるような揉みしごきをしてくれる。。。。
そう想像してしまった。
それは「エステ"の"バイキング」ではなくて「バイキング"と"エステ」か「バイキング"の"エステ」なのだろうけど。
人はよっぽどのことが無い限り食べたいという欲望があると思う。だけれども、太りたいという欲望を持っている人は少ないだろう。普通は、痩せたいと思う。
まぁ、百歩譲って、食べたくて太りたい人がいたとしよう。で、太りにくい体質だと。それならば、それで何かツボを刺激するとか、そういうことが出来るに違いない。
いづれにしても、焼肉屋さんとエステの組み合わせというのは良いアイデアではないだろうか。
別々でも良いかも?
そうかもしれないけど、別々だと食事の後にエステの門をくぐるのが面倒だったりするだろう。それに、揉まれ過ぎたら気分が悪くなる。時間が経ってからだと、幾ばくかは燃焼が困難な脂肪、そういうのがあるのかどうか知らないけれど、そういうものになってしまうかもしれない。
だから、だからこそ、一緒にあったほうが良いに決まっている。
何よりも心理的に安心して、心置きなく焼肉を食せるではないか。
えっ?何も焼肉でなくとも良いだろうって?
おっしゃる通り。

火曜日, 7月 13, 2004

熊野の名宝 

平安後期の作とされ、重要文化財に指定されている補陀洛山寺の本尊『木造千手観音立像』、鎌倉期の作で同じく重要文化財である金峯山寺の『木造蔵王権現立像』、さらには国宝の熊野速玉神社蔵『白銅松竹双鶴文鏡』『彩絵檜扇(ひおうぎ)』、そして同じく国宝で金剛峯寺の『金銀字一切経』などという、そうそうたる名宝が大阪は市立美術館で8月10日から9月20日まで公開される。
実はゴールデンウィークに熊野を回って来た。熊野速玉社に瀧が荘厳な那智大社それに本宮。補陀洛山寺も。
それだけに、名宝と対面したくなってきた。

月曜日, 7月 12, 2004

ロバート・ライマン展 

ジャズマンから画家へと転身した米国の代表的抽象画家、ロバート・ライマンの展覧会が佐倉の川村記念美術館で10月24日まで開かれている。
キャンバスの中の白い形象という構図が『世界に開かれた窓』を連想させる。
なんでも、アジア初の展覧会とのこと。それが伝統の根付く佐倉で開催されるという組合せがそそられる。
抽象画というと一般には、実際問題として見方が難しいところ。でも、高度にデフォルメされたといえる日本の浮世絵が印象派に大きな影響を与え、その印象派が様々な形で抽象画へと繋がっていることを思い出したい。

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