日曜日, 4月 03, 2005

天に召される 

生物の遺伝的な指示がぎっしりと書き込まれているDNAの鎖の先端にはテロメアという帽子のような酵素がくっ付いている。
生物の細胞分裂の回数が限られているというのを発見したのはレナード・ヘイフリックという解剖学者。1961年のこと。
ワトソンやクリックがDNAの二重螺旋構造を発見したのが1953年。そのおよそ10年後ということになる。
やがて、細胞の分裂する回数が限られている原因が、DNAの端にくっ付いているテロメアが磨り減ってしまうことにあるということが分かる。
およそ50回分裂を繰り返すとヘイフリック限界という状態に達して分裂が出来なくなってしまう。
それが寿命。

ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(Johannes-Paulus II)が亡くなられた。
1978年法王即位、俗名カロル・ヴォイティワ(Karol Jozef Wojtyła)、ポーランド出身。狙撃事件などを乗り越え世界の融和を唱えて世界中を精力的に飛び回った人だった。

寿命がある故に悲しみもある。
しかし、限られているがために、その人の輝きが増すとも言える。



<<一言主>>
○現実の自己と理想の自己との不一致の度合いによって自尊心が揺れ動くというのが、T.ヒギンズの自己不一致理論。

○自分のことを他人がどのように思っているのかを知ることが自己の形成に重要だとするのが、C.H.クーリーの「鏡映自己」という考え方。

○他人の存在を通して自己が形成されていくというのがG.H.ミードの「社会的自己」という考え方。

○自分への肯定的評価を自尊心という。

○自尊心の高い人は現実を実際よりも肯定的に見る傾向がある。これを、S.テイラーとJ.ブラウンは「ポジティブ幻想」と名付けた。

○自分が失敗したときに評価が下がることを怖れて、事前に自分に課せられた条件を不利にすることで評価を保とうとする行動を「セルフ・ハンディキャップ行動」という。

○J.ブッシュマンとR.バウスターは自尊心が高い人は他人から批難されると過剰に暴力的になると考えた。


粉河寺(西国三番_紀州)粉河産土神社(粉河_紀州)那智山青岸渡寺(紀州)如意輪寺(吉野_大和)市比賣神社(京)のページを更新。
補陀洛山寺(紀州)率川神社(奈良_大和)のページを追加。
クリムトにてコーヒー、エミリー・フローゲにて記念品を交換。帰りに昭和記念公園の入り口で架橋工事が行われていることを知る。新しい入り口が出来るのだろうか。
備忘録として付けていた「一行メモ」を大仰に「一言主」と銘打ってサイトにアップし始めてから3ヶ月程。後で整理しやすいように、過日録から抜き出してデータベース化。

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