土曜日, 2月 04, 2006

アマチュアの時代なのかな 

生物学・科学に関する雑感。
から辿った新よりぬきカツラくんは生態学のブログ。「野外生態を研究する者は報われないという」の一文。
実験屋さんと数理モデル屋さんに有利とか。

職業として学問をやっている方々でフィールドワークをしている方々には大変なことなのだろう。
それでも、学問というのは職業の側からのみ発展していくものでもないかもしれない。

遺伝学の父のメンデルも、電磁法則の生みの親のファラデーも、バクテリオファージの発見者のフェリックス・デレルもアマチュアだったし。

アマチュア革命がもたらす世界」ではFast Company誌の「Amateur Revolution」の

From astronomy to computing, networks of amateurs are displacing the pros and spawning some of the greatest innovations.

という一文が紹介されている。


つまり、20世紀にプロが台頭してアマチュアを蹴散らしていった根拠は、何がしかの権威によるお墨付き(certificates)であったが、これからはそうではない時代に入る、ということが事の本質なのだと思う。


時代は進んでいく。

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