火曜日, 6月 07, 2005

美しい記憶 

時の流れは増幅機

無くした過去を飾り立て

絡み合う
想いをみんな
解きほぐし

ピンポイントに絞り込み

永遠(とわ)に記憶に刻み込む

<<一言主>>
○ローマの7つの丘とは、クィリナリス、ヴィミナリス、エスクィリヌス、カピトリウム、パラティウム、カエリウス、アヴェンティヌス

○トロイ王女カッサンドラはトロイの滅亡と防止策を説いたが、見向きもされなかった。このため、説得のみで意見が通ると考える楽観主義をカッサンドラという。

○古代ローマ王ヌマが作ったヤヌス神殿の扉は戦時にのみ開かれた。

○鎌倉七瀬祓の霊所とは、由比ヶ浜、片瀬川、金洗沢池、武蔵金沢、葉山、柏尾、江の島。

○鎌倉権五郎景政を祀る御霊神社はもともと大庭、梶原、長尾、村岡、鎌倉の五家の祖霊を祀る五霊神社だった。

○応仁の乱の時に、第10代将軍足利義稙は細川高国に追われて淡路から阿波へ逃れた。そして、11代義澄の子の義冬が阿波に定住したことから、その流れが阿波公方と呼ばれた。


昔、昔、まだ天も地も混ざりに混ざって、全てが混沌としていたころ。
まず、3人の神がどこからともなく、産声を上げた。混沌の中から生まれたのだ。
無から有は生まれないとは言うけれど、ビッグバンではクウォークだって生まれたのだから、何も不思議はない。
クウォークとは違って、生まれでたのはアメノナカヌシ、タカミムスヒ、カムムスヒ。
但し、この3人は生まれたというのは確かなのに姿を見ることが出来ない。いかにも世界の初めに相応しく、存在してはいるのだけれども、存在を手で触って確かめるということは出来ない存在。
生まれでた3人が、その有様だから、生み出した世界もまだまだカフェラテの泡のように、とんこつラーメンのスープの上に浮いているラードのように美味しくも儚(はかな)く漂う存在に過ぎなかった。
---古事記「天地の初め」より

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