土曜日, 5月 14, 2005

つらつらとぼんやりと 

 芥川龍之介は『あの頃の自分の事』(「中央公論」1919(大正8)年1月)の中で書いている。

「以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。さうかと云つて、何と呼ぶべきかは自分も亦不案内である。自分は唯、四五年前の自分とその周囲とを、出来る丈こだはらずに、ありのまま書いて見た。従つて自分、或は自分たちの生活やその心もちに興味のない読者には、面白くあるまいと云ふ懸念(けねん)もある。が、この懸念はそれを押しつめて行けば、結局どの小説も同じ事だから、そこに意を安んじて、発表する事にした。」

土佐日記、蜻蛉日記、和泉式部日記、紫式部日記、更級日記、讃岐典侍日記、十六夜日記と日本には古来から日記文学というジャンルがある。
ヨーロッパの自然主義文学の影響を受けた後でも、その伝統が途切れることなく、田山花袋や志賀直哉といった作家によって私小説という形で変容され確立され、現在にまで続いている。

こうした素地があって、ブログという流れがあるのかなと思ったりする。
この流れは、アメリカでのジャーナリズムの代替としてのブログとは違うような気がする。
今日は、頑張って色々とページを更新。


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朝日を浴びて影が伸びる

産まれたばかりのもう一人の自分

どんな慰めも

言葉だけのいたわりも

モノトーンの自分には必要ない

ただ差し込む陽の光さえあればいい

全てはそこから始まる

モノトーンの世界

産まれたばかりの自由

色は彩るもの

明日は夢見て造るもの

昨日の続くではなく

今日は流れゆく時間ですらない

朝日を背に受けて色づいていくモノトーン

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<<一言主>>
○ユビキタス(ubiquitous)とはラテン語で「同時にいたるところに存在する」の意味。

○「さよなら」は、語源は「左様ならば」、「左様なら」が語源。

○イギリスがユニオン・ジャック(the Union Jack)を国旗と定めたのは1606年4月12日。

○野球でキャッチャーマスクが初めて使用されたのは1877年の4月12日。

○日本では馬の種類を「軽種」、「重種」、「中間種」と「在来種」の4つに分けている。
○「軽種」というのは、サラブレッドなどの体重400から500キロの馬のこと。

○「重種」というのは体重800キロから1トンを越えるペルシュロンなど農耕場のこと。

○「軽種」と「重種」の混血の馬の種類を「中間種」という。ネーミングはそのまま。

○日本に古くからいる馬を「在来種( Japanese nature pony )」という。在来種には北海道和種(ドサンコ)、木曽馬、野間馬、対馬馬、御崎馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬の8種類が知られている。

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