木曜日, 4月 21, 2005

煉瓦を積み重ねれば摩天楼 

 日本はどうも経済のほうはパッとしない。日本の文化は存在感が増しているというのに。いや、経済のほうがそれなりに大きくなった、成熟の度合いに達したからこそ、文化のほうが受け入れられていく土壌が整えられたというべきかも。
その一方で、経済に関して、とても注目を浴びている諸国がある。
ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の4国。頭文字をとってブリクス(BRICs)などと呼ばれている。煉瓦を意味する bricks をもじったもの。
この4国、近い将来、経済大国となると考えられている。中には、2050年で、中国が米国を抜いて世界首位の経済大国に躍進し、インドは米国を凌駕するには至らないものの、日本を抜いて3位、ロシアとブラジルも5位と6位になるだろうという予測もあったりする(2003 年10 月、米ゴールドマン・サックス証券による「Dreaming with BRICs: The Path to 2050 (BRICsと夢見る2050 年への道)」)。
一体、現状では、その注目すべき国々の経済規模がどの程度か備忘的にメモ。

BRICs 
  経済規模(10億ドル、GDP03) 成長率(%,03)
ブラジル 492 0.0
ロシア 433 7.0
インド 601 9.0
中国 1,417 9.0
 
先進国(一部) 
米国 10,949 3.0
日本 4,301 3.0
ドイツ 2,403 0.0
フランス 1,758 0.0
英国 1,795 2.0
     
全世界 36,461 3.0
出所:世界銀行 

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