木曜日, 4月 07, 2005

解明されていない繋がり 

 世界の言語は、大雑把に言って、述語が最後にくるのかどうかで区別されるという。
日本語はハングル(韓国語/朝鮮語)と同じく述語が最後に来る。述語が最後に来る言語のグループにはウラル諸語族とアルタイ諸語族というものがある。

このウラルというのはウラル山脈のウラル。ここに、かつて古代ウラル族が住んでいたとされる。そして、古代ウラル族は移動し、フィノ・ウグール族として知られるフィンランド、エストニア、ハンガリーなどの諸民族に分化した。
アルタイとは、中国、カザフスタン、ロシア、モンゴル4カ国境を約2000kmにわたる山脈の名前。このアルタイという名は、トルコ系遊牧民の突厥(チュルク)やモンゴルの言葉で金の山を意味するアルトンあるいはアルタンに由来するという。アルタイ諸語族にはトルコ語、モンゴル語などが含まれる。

日本語はアルタイ諸語族に入るようにも思えるが、ここは専門家の間でも大いに意見の分かれるところ。ハングルもまた同様だとか。

議会選の混乱から3月24日に野党による政変でアカエフ政権が崩壊(「チューリップ革命」)したキルギスには中々に面白い伝説があるという。
肉の好きな人々はキルギス人となり、魚の好きな人々は日本人になったというもの。
キルギスの地は支配者を目まぐるしく変えてきた。
紀元前6世紀にはアケメネス朝ペルシア、紀元前4世紀にはアレキサンダー大王、そしてセレウコス朝、紀元前3世紀にはギリシア系バクトリア、紀元前2世紀にはイラン系月氏。
その後も、紀元前1世紀にイラン系クシャーン王朝、5世紀にはエフタル、6世紀から7世紀にかけてはトルコ系突厥。
そして、イスラム諸王朝の支配下に入った。
キルギスに伝わる日本人との関係を示唆する伝説はイラン系月氏に関係するものが下敷きになっている見方がある。
日本に大陸からやってきた秦氏。あの太秦の秦氏。あるいは聖徳太子の側近として活躍したという秦氏。その秦氏は、日本書記の応神天皇14年の条に「是歳、弓月君、百済より来帰り」と既述されている弓月君を祖とする一族。
姓氏録によると弓月君は、秦の始皇帝の5世の孫の融通王とされる。
ただ、秦氏の遠い祖先に関しては、月氏と弓月君からの連想と秦氏がネストリウス派キリスト教(景教)と関係があったことが示唆されることから、月氏も候補に挙げられるのではないかという説もある。
そうこう考えるとキルギスに伝わる「昔、140人のキルギス人が日本に行った」という伝説も強(あなが)ち全くの作り話とも思えなくなってくる。

日本語がアルタイ諸語族であるかどうか不明であったとしてもの印象的なレベルの話。


<<一言主>>
○αリポ酸:活性酸素を除去する酵母===>若返り

○ミトコンドリア(mitochondria)はATP(アデノシン三リン酸)を造る。ATPを製造するための酵素としてCoQ10が必要。

○ミトコンドリアの機能は年齢とともに低下する。

○ミトコンドリアの機能低下はCoQ10の量の減少による。

○ATPの原材料は脂肪と糖。

○αリポ酸は糖を分解してCoQ10によってATPとなる。

○αリポ酸は正式名をチオクト酸という。

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