日曜日, 3月 13, 2005

冬と春のおしくらまんじゅう 

寒いわねぇ。
四国の阿波でも、昨日、雪が舞ったでしょ。
東京は昨日の昼間はワイシャツ一つで大丈夫なくらい暖かかったっていうのにねぇ。
どうしたものかしら、この寒さ。
ほら、私なんか年中ワイシャツ1枚みたいなものでしょ。
えっ?何も着ていないだろうって?
失礼しちゃうわねぇ。
人間で言うところの洋服っていうのは、猫で言うところの毛になるのよ。
毛の無い猫っていないでしょ。
それにね、人間なんぞとは違って、酔っ払って洋服を脱ぐように、毛を脱ぐような下品な連中もいないのよ。
私達、猫は、こう見えても、高貴な存在なの。
忘れないでもらいたいわね。
それにしても寒いわ。

<<一言主>>
利己行動とは、自分のために同じ種の相手に対して、その相手の利益とはならない行動をとること。
自分が一番という行動。

生物が環境にに適応するための最も有利な行動パターン(戦略)をESS(Evolutionarily Stable Strategy)、進化的に安定な戦略と呼ぶ。

ESS理論はイギリスの進化生物学者ジョン・メイナード・スミス、サセックス大学名誉教授が提唱した。

オーストリアの動物行動学者コンラート・ローレンツ(1903-89)は、動物は同じ種の間では決して殺し合いはしないと考えた。
同じ種で殺し合いを行うと種の保存にマイナスに働くからというのが理由。

人間だけではなく、チンパンジーやライオンでも子殺しという現象が観察されている。

同じ種の中での子殺しという現象はコンラート・ローレンツの考え方からは説明出来ない。

メイナード・スミス教授のESS理論は、動物は、それぞれの個体にとっての利己的な行動を考えて行動するが、進化の過程では、その利己的行動が種として見た場合に、一定のパターンに落ち着くのだと考えた。

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