日曜日, 3月 06, 2005

壮大なスケール 

ドレイク方程式というのがある。アメリカの電波天文学者フランク・ドレイク氏が宇宙における知的文明がある星の数を算定するために考案した方程式。
宇宙における知的文明がある星というのは星の間での通信が出来るほどの科学技術を持っている星のことを指す。
そして、そういった高度な文明を持つ星の数は、

銀河系で1年に誕生する恒星の数(カール・セーガンは10とした)
×
惑星系を持つ恒星の割合(カール・セーガンは1とした)
×
生命の誕生と進化に適している惑星の数(カール・セーガンは1とした)
×
実際に生命が発生・進化する惑星の割合(カール・セーガンは1とした)
×
生命が知的生命にまで進化する割合(カール・セーガンは1とした)
×
知的生命が星間通信が出来る割合(カール・セーガンは0.01とした)
×
文明の寿命(カール・セーガンは10の7乗、1000万年とした)

この式を考案したドレイク博士は1960年に地球外知的生命体の探査を行なうSETI(Search for Extraterrestrial Intelligence)の前身となるオズマ計画を始めている。

この式から『パンドラ (上)(下)』の著者谷甲州氏は「人類が遭遇しうる地球外生命は、寿命の長い技術文明を持つ可能性が高い。逆に短命な文明は、異なる文明と接触する機会が少ない」とし、寿命の長い技術を持つ知的生命体は人間とは異なるという視点にたってファースト・コンタクトを壮大なスケールで描いている。
SF好きには堪らないスケールと言える。


<<一言主>>
乳酸とはブドウ糖などの糖の嫌気的代謝によって生ずる有機酸のこと。

激しい運動をすると筋肉に乳酸が溜まる。

筋肉に乳酸が溜まると中性であるはずの筋肉が酸性になってしまい筋肉痛に悩まされる。

筋肉痛の原因は筋肉や結合組織等の損傷と炎症であって乳酸が溜まったからではないとも考えられている。こちらの説のほうが有力。

乳酸菌とは腸内で乳糖やブドウ糖などを栄養分に増殖し、乳酸を産み出す細菌のこと。

ビフィズス菌やアシドフィルス菌が乳酸菌の中では知名度がある。

動植物がつくる酸を有機酸という。

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