木曜日, 2月 24, 2005

電車の端の法則 

動物行動学という学問がある。動物の行動を理論的に説明しようという試み。
動物だから
「こうなればあぁなる。ほら、見ていてご覧。そら、言った通りでしょ」
というやりとりが可能なのであって、これが同じ動物でも人間では簡単にいかないだろうなと直感的に考えていた。
そんなことをいうと、精神分析だとか心理学の分野の方々に、これだから素人は、と言われそうではある。
それでも、人間の場合は同じ人間が立てた理論通りの行動をとらない場合が多いのではないのかと。一般に分かりやすいように書かれてある心理学の本、こういった本がどの程度に専門的な議論の一部を犠牲にして素人に分かりやすく書かれてあるのかを判断できないのだけれども、そうした本にざっと目を通しただけでも完全に頷けるのは良くて6割だったり。
でも、今日の地下鉄の風景を見て、案外、人間の行動にも法則があったりするのではないかと思い直した。
満員の地下鉄ではなくて、非常に空いている地下鉄。乗客は綺麗に見事に、その座席の両端に座っていた。真中に手すりが付いている場合もある。そこでは真中の手すりが丁度端の役割を果たしていて手すりを鋏んで対照的に座席が埋まっていた。
ちなみに、混んだ電車の次ぎの電車は必ずガラガラに空いているという法則を勝手に空想しているのだけれども、これなどはどうなのだろうか。



<<一言主>>
○ブラジルの語源はポルトガル語で赤熱した炭火を意味する brasa 。

○アルゼンチンはラテン語で銀を意味する argentum に由来。

○ジャマイカはアラワクインディオの言葉で泉のわき出るところを意味する Xaimaca に由来。

○ラプラタ川(La Plata)は南米大陸のパラナ川とウルグアイ川の合流点より下流の川の名称。アルゼンチンとウルグアイの間を流れている。

○ラプラタとは銀を意味する。昔、ラプラタ川の上流で銀が産出されたことによる。

○「母をたずねて三千里」で主人公マルコが渡ったのもラプラタ川。

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