木曜日, 1月 06, 2005

今度は見えるかな 

今度はマックホルツ彗星(C/2004 Q2 (Machholz))か。年末のふたご座流星群は見えなかったし、今回も見えるのかどうか。
このマックホルツ彗星というのは、発見されたのが新しくて、2004年の8月27日。そう去年にアメリカはカリフォルニア州のマックホルツ氏が見つけたもの。このマックホルツ氏はアマチュア天文家だというから、10日まで行われる国立天文台のマックホルツ彗星観測キャンペーンを機会にアマチュア天文家の仲間入りを果たす老若男女も出てきそう。

[今日のメモ]
 エリダヌス座:冬に見られる最も大きな星座。学名は Eridanus で、略号は Eri。

 エリダヌス座はオリオン座のミゲルの西から南の地平線へと伸びている。
 エリダヌス川はエジプトではナイル川、バビロニアではユーフラテス川、古代ローマではライン川と考えられていた。

 ギリシア神話で、太陽神ヘリオス( Helios )の息子パエトン( Phaethon)が落ちたのがエリダヌス川

 パエトン( Phaethon )はゼウスとイオの息子のエパポス( Epaphus )に、パエトンの父親が太陽神ヘリオス( Helios )であるわけがないと罵られる。そこで、これを証明するために太陽の馬車に乗って天へと駆け上がる。しかし、馬車が暴走したために、ゼウスによって打ち落とされた。

 1950年にホイップル( Fred Whipple[1906-2004])博士は彗星の核はちりの混じった氷からできているとする説を発表。以後、彗星は「汚れた雪玉」に喩えられるようになった。

 ホイップル・モデルでは、彗星の成分は約8割の水(H2O)とその他の二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)、メタン(CH4)、アンモニア(NH3)で構成される。

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