木曜日, 12月 16, 2004

1万2,672種類 

どうも、昨日の夕方からネットワークの調子が宜しくない。ネットワーク障害が発生して『美と歴史』が繋がらない。
以前、ディスク不良ということでコンテンツがほとんど全て消失してしまったことがあるので少し焦る。万が一の場合でも、多少の差異はあるとはいえバックアップがあるので大丈夫だと言えば大丈夫なのではあるけれども。
機械もいろいろな症状で止まる。
今回の症状もネットワークの障害が原因なのか、サーバーの状態が宜しくないのか、サーバーは大丈夫なんだけれども何か別のことが起っているのか、それぞれが連鎖して起ったかもしれないから原因を突き止めるというのは簡単とは言えない。
人間の病気も同じ。
人間の場合は命がかかっているから一刻を争う。そんな時に、病気の素が何か、どう対処すべきかの方向性が素早く分かると大いに助かるだろう。
産業技術総合研究所生物情報解析研究センターが1万種類を超すたんぱく質との反応を一度に調べられる「たんぱく質チップ」を開発したという発表があった。
幅26ミリ長さ76ミリのガラス板の上に1万2,672種類のたんぱく質を敷き詰めたのだというから物凄い。
たんぱく質というのは、私たちの体を形作っている重要な物質。私たちを病気に追いやる病原体もたんぱく質。というわけで、このチップは、病気のもとである病原体をやっつける方法を探るのに役立つと期待されている。
1万2,672種類というのも凄い数。でも、たんぱく質の種類はおよそ10万種類と言われている。
たんぱく質を作るアミノ酸自体は100種類以上ある。そのうちたんぱく質の素となるのは20種類。この20種類のアミノ酸、α-アミノ酸というのだけれど、これで10万種類のたんぱく質が作り出される。
それを考えると1万2,672種類という数の凄さが改めて分かる。
そして、大いに期待出来る。

100,000-

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