日曜日, 10月 17, 2004

布多天神(調布_武蔵) 

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延喜式内社。少彦名命と菅原道真を祀る。
当初は多摩川河畔の古天神という場所に鎮座し少彦名命を祀っていたという。多摩地方における多摩川の重要性が窺える。文明年間(1469-87)に多摩川の洪水によって、現在の地に遷座するとともに菅原道真公を合わせて祀るようになる。
この古社は調布という地名の由来となったことでも知られている。
曰く、廣福長者が布多天神社に参篭してお告げを受け、多摩川に晒した布を朝廷に献上。てつくり(調布)と呼ばれることになる。このために周囲がてつくり(調布)の里と呼ばれるようになったのだという。





[日露戦争記念碑]
新撰組局長近藤勇の子、瓊子(たまこ)と勇五郎の一人息子で、日露戦争で戦病死した近藤久太郎の名前が記念碑の裏側に刻まれている。
碑文は甲陽鎮撫隊率いる近藤勇を歓待した上石原宿名主勘六の長男中村克昌の筆による。





[狛犬]
調布市内で最古の狛犬。
境内で開催される布の市の繁栄を祈願して寛政8(1796)年に建立。





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