木曜日, 9月 23, 2004

目の意味するところ 

レンブラントの『目を潰されるサムソン』(1636)を見るとメロヴィング朝最後の名君タゴベルト二世の伝説がよぎる。王はカタリ派で知られたレンヌ・ル・シャトーでマグダラのマリアの子孫を名乗るラゼ伯爵家のジゼルと結婚。このために、キリストの血脈復活と現世支配を嫌ったカロリング家のピピンによって目を槍で突かれ暗殺。マグダラのマリア教会に埋葬されたとされる。
目は太陽を象徴し、太陽は復活の象徴であることと併せると意味深長な構図といえる。


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