月曜日, 8月 16, 2004

仙台四郎が映画化へ 

以前、松島に行った時に近くの塩釜でサメの刺身を食した。ではなくて、その松島の観光店にはダルマや招き猫ではなくて、「仙台四郎」の人形が置いてあった。
それまでは、全く「仙台四郎」のことは知らなかったので、お店の人にあれこれと尋ねたり、これまたどこにでも置いてあった「仙台四郎」に関する簡単なパンフレットに目を通したことを覚えている。
その「仙台四郎」が『四郎伝、伝』として2005年夏に映画になるという。
「仙台四郎」は明治時代初期に実在した知的障害者。四郎の人柄が良かったことと、四郎が立ち寄る店は繁盛した。逆に後に繁盛しなかった店には、どうやっても四郎は足を向けなかったというので、「福の神・仙台四郎」として神様扱いを受けた人物。
なんと微笑ましいエピソード。
そういえば、かつて日本には障害者を表現は適切ではないのかもしれないけれども、この世以外のところからやってきた神様の使いというように考えることがあったということを聞いたことがある。

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