金曜日, 8月 13, 2004

脳力高気圧に吹かれて 

頭が良いとか、悪いとか。結構基準が難しい。学校の成績が良ければ頭が良いのか、会社での成績が良ければ頭が良いのか。何でも知っていれば頭が良いのか。回転が速ければ頭が良いのか。
考えるとキリがない。
でも、文句なしに脳ミソの力がある人というのはいる。丁度、筋肉モリモリで24時間ぶっ通しで走りつづけても大丈夫な人のように。脳ミソがモリモリの人。
そういう人を私は密かに、脳力のある人と呼ぶことにしている。もっとも、脳力という言葉自体は普及しているから、そう珍しい呼び方でもない。
中でも、圧倒的に、ボディビルダーのように脳ミソのヒダがきっとムッチリとクッキリとしているだろう人に接すると、脳力高気圧に晒されたように感覚に陥る。
私自身の脳力が低気圧と化しているので、そういう方と話したり、あるいはボケーとただ隣に置物のように座っているだけで、凄い勢いで、台風のように脳力風が吹いてくる。
しっかりと脳ミソのヒダを立てて置かないと飛ばされて、折角のヒダが偏平足になってしまうような、そういう風。
その風に耐えて吹かれているとあら不思議、筋肉と同じで数日間は脳ミソ痛に悩まされるが、その後はヒダがモリモリとしてくる。
これは不思議なことだと常々思っている。


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