火曜日, 8月 10, 2004

武蔵村山に文化の香りを 

上野といわず都心は色々な美術館、博物館があって羨ましい限り。
料金は別にしても、気軽に立ち寄って文化の香りに浸るということが出来る。
それに比べて、比べるのがいけないのかもしれないけど、わが町武蔵村山の周辺には文化的施設が少ない。
郷土資料館ならあるのだけれど。
だから、大抵の人は絵画とかそういう類のものを目にする機会が都心に住んでいる、この場合は23区内とか山手線の内側とか、そういう所に住んでいる人達よりも相対的に少ないと思う。
武蔵村山に住んでいる人の中でも、最近は都心のほうから越してきていて、仕事は都心でという人も少なくないと思う。でも、だからといって、そういう人達が仕事場の近くにある博物館とか美術館に足を運ぶ機会があるかというと、そうはないだろう。
勤めから帰る頃には閉まっているだろうし、週末に武蔵村山から都心までわざわざ出かけるというのは中々に難しい。何せ遠いから。上野までだって1時間以上はかかる。電車の乗り継ぎだとか、そもそも駅に行くまでの時間などを考えると1時間半以上は確実にかかる。
それに何よりも、そういう施設は週末には混む。特に、これはというような展覧会が行われている時はなおさら。時間をかけて足を伸ばしても、じっくりと見ることが出来ないという結果を経験したことも何度もある。
よく地方への巡回展というのがあるけれども、そうしたものを地方の博物館・美術館だけではなくて市民ホールとか、多摩でいったら「たましん」のホールとかも対象に含めてくれたら、どれほど有り難いことか。

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