金曜日, 6月 18, 2004

東山藤稲荷神社(都) 

帰りにおとめ山公園に立ち寄る。
早稲田の裏手にあるおとめ山は御留山であって、妙正寺川に至るまで徳川将軍家の鷹狩場だった。明治時代になってからは道路を挟んで東側は近衛家、西側は相馬家の所有となったとのこと。更に、相馬家は大正3年に長岡半平に命じて庭園を造る。これが「林泉園」で、その後に松永安左エ門の所有になるが、戦後は国有地となり一時荒廃する。それが、昭和44年に東西ともに新宿区立公園として開放されて現在に至っている。
そのおとめ山の麓にあるのが経基王が京都の稲荷山から勧請したと伝えられる古社。
伊勢外宮の祭神である宇迦之御魂大神、神楽舞踊の神とされる大宮能売大神、そして佐田彦大神を祀る。かつてはおとめ山から更に下った所にあったが空襲で焼失したために現在の地に昭和28年に遷座したという。

[東山藤稲荷神社]

[おとめ山公園]おじさんがお昼ねの最中だった。

都会にぽっかりと空いた空白。これは稲荷社からのショット。

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