木曜日, 6月 03, 2004

カラッと 

6月だというのにカラッとしたもの。そう言っておきながら、梅雨入りしたら梅雨入りしたで雨ばかりでうんぬんと思ってしまうのだろうけど。
雨が降っていなくて、なんて回りくどい言い回し、つまりは晴れていて良いことというのは濡れないこと。それが第一。濡れると着替えなくてはいけない。家の近所にいるときはちょっと立ち寄って着替えるなんてことも出来る。それに、着替えるほどは濡れては居ないけれども、気持ちが悪いほどには濡れてしまっているなどというときはどこに居ても大変。
傘をさしていればそんなに濡れることもないだろうって?
そう、その通り。それでも、傘は傘で面倒だと思う。金沢に住んでいるわけではないけれど、傘は折りたたみのものを毎日持ち歩いている。こういう習慣にしてから"つゆ"ぞ天気予報を見なくなった。ともかく、折り畳み傘を持ち歩いているから夕立が来ようが台風が突然発生しようが最初から濡れるということはない。台風は突然来たりはしないけど。天気予報を見ていなかったりすると心理的には突然。
それで、折り畳み傘はさすときは良い。サッと。でも、仕舞うのが南天のど飴。すっかり水気を切ることは至難の業だし、電車に乗るときは、この短いヤツを一体どうしろっていうの状態。長い傘、これは普通の傘だけど、そうした傘だと柄の部分を手に持って先を床に付けることが出来る。だけど、短い折り畳み傘は、これはもうどうしたって床には付かない。広げたままにすることで先を床に付けることは出来る。ところが経験したことがある人は分かると思うのだけれど、折り畳み傘を束ねるホックは傘の内側に付いている。従って、輪ゴムでも用意しておかない限りは折り畳み傘の先を床に付けるということは傘が拡がったままに近い状態になるということを意味する。そして、言うまでもなく、その傘の本体は私の股の間に納まっているわけで、そうすると、当然の帰結として私自身が濡れてしまうのである。傘を私の手中から開放することは私自身の束縛を意味する。
そこで、輪ゴムを持ち歩くか、濡れた傘を折りたたんで濡れたままで仕舞えるようにビニールの袋を持ち歩くかの二者択一の選択に思い悩んだ挙句にビニールの袋を後ろ髪を引かれる思いで選んでいる。
などということを色々と考えなければいけないのだ雨の日は。
という訳なので出来れば晴れのほうが望ましいと今日この頃。
そうそう、俳優の別所哲也さんが主催する「ショートショートフィルム・フェスティバル」が来年から米映画芸術科学アカデミーによる米アカデミー賞の公認映画祭になることが決まったとのこと。公認映画祭は約60あって、日本では広島国際アニメーションフェスティバルに続くものだということ。でも、シンガポールやロスでも並行開催しているということを考えると"日本で"というのも違和感がないとは言えない。ともあれ、同賞の受賞作が米アカデミー賞のノミネート対象になるということ、さらには日本を含めたアジアの作品が益々評価を高める良い機会が出来たということは確か。


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