水曜日, 1月 14, 2004

新選組隊士伝―蒼き群狼、その生と死の断章 歴史群像シリーズ (72) 

NHKの大河ドラマが「新撰組」とあって書店には新撰組関係の本が何冊もある。観察していると結構、女性も手にとって見たりしている。
新撰組に関した本でお薦めというのは沢山あるのだけれども、基本を押えてくためには、やはりこの「歴史群像シリーズ」が定番といったところだろう。
「歴史群像シリーズ」には別に「血誠新撰組―峻烈壬生浪士の...歴史群像シリーズ 31」というのもあるし、近藤勇を取り上げたものなどもある。
その中で最新刊であるということも言うまでもないけれども、近藤勇の妻が近藤亡き後、再婚を勧められた時のエピソードや斉藤一のその後についてなど興味をそそられる話が満載。その他の有名ではない隊士に関してもを取り上げているという点では便利。
何が便利と言って、安直には大河ドラマを見るときに登場人物ガイドになって便利なことこの上なし。もっとも、大河ドラマとしての新撰組ガイドということであれば、その手の本が別にある。
それでも、やはり、ドラマでは焦点が当てられていない隊士の末路をざっと知るには最適の本と言える。
そして、この「歴史群像シリーズ」で忘れてはならないのがカラーの特集。
「新選組隊士伝」では「図説・新選組全足跡」なんていう垂涎モノの特集で新撰組の名場面ならぬ事件の再現を堪能出来る。
それにしても、新撰組関係の本は既に何冊も持っているのに、また買ってしまうのは何故なのか。


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