火曜日, 4月 01, 2003

エイプリル・フール 

旧暦2月30日、甲辰、先勝、二黒土星
エイプリルフール。
Yahooに「ヒトの記憶を情報化」する新サービスの発表記事が出る。ユーモアがある。日本の新聞ではこうは行かないだろうと仲間うちで話していたら。
日本の新聞もやるのである。やったのは産経新聞のサイト。トップページにYahooの発表を持ってきていたのだ。それもトップのトップ。
産経新聞の記事で初めてYahooの発表を知ったという人も少なからずいるのではないだろうか。
毎年、エイプリル・フールを迎えているわけだけれども、思えば一度として気の利いたジョークを発した記憶は残念ながらない。あったのかもしれない。しかし、兎も角も大した笑いを取ることが出来なかったことだけは確かで全く記憶にない。
そういうことが影響しているせいなのか、このエイプリル・フールの起源なぞに関しては思い巡らせたこともない。
折角なのだからということで、少し調べて見る。
非常に便利な世の中になったものだとツクヅク思う。少し前まではほの暗くて、妖しい雰囲気に包まれた禁断の園で調べたもの。今では、クリッククリックで調べることができる。
いろいろ調べたところによると、まず、ローマやヒンズー文化圏では春分(Ve
al equinox)に近い4月1日を年の初めとしていたという。これは、何やら日本の年度と同じで妙なる親近感を覚えずには居られない。
ローマでは、グレゴリウス8世(Gregory XIII,在位1572-)によるグレゴリウス暦の導入までそれが続いたらしい。
で、このグレゴリウス暦は一度にキリスト教文化圏に導入されたかというとそうではなく、各地で旧習が存続する。
これまた、日本でも旧暦による行事が残っていたりするのと同じ。そこからが少し酷な話で、シャルル4世(Charles IX)が暦の変更を宣言した1582年以降、フランスでは全土でグレゴリウス暦が採用されていく中で、伝統的な暦を守る人々をからかうことから、このエイプリル・フールの慣習が生じたのだとのこと(poisson d'avril)。
これが、英国に渡り、さらに英国の海外植民地に伝わって現在のようなものになったのだという。

それから、八丈島の観光協会から連絡を貰う。空港からはバスが無く、交通手段としては宿泊施設からの無料送迎バスを利用するかタクシーを利用するしかないとのこと。
タクシー会社として以下を勧められる。
モービルレンタカー TEL.04996-2-0148
カーセンター八丈  TEL.04996-2-3399
トヨタレンタカー  TEL.04996-2-1411
一時間で一律5,600円とのことだけれども、これは交渉次第で下がるらしい。
近いうちに地図を確認しておくこととする。

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