アウトソーシングの流れ

1)業界で需給ギャップ(供給過剰状態)が存在せず個別企業のみで需給ギャップ(供給過剰状態)が存在している場合と(2)業界全体としても需給ギャップ(供給過剰状態)が存在しているけれども経済全体では需給ギャップ(供給過剰状態)が存在していない場合はアウトソーシングが進むと考えられます。
しかし、(3)経済に満遍なく需給ギャップ(供給過剰状態)が存在している場合はアウトソーシングではなく企業内での業務プロセスの効率化が志向されるでしょう。
(3)==>(1)という経路を辿ったのが米国の1990年代ですが、日本では(3)==>(1)という状態に米国ほどには移行していないことを考えると米国のアウトソーシング市場の展開の公式が日本に直ちに当て嵌まるとは考えにくいと言えます。
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