水曜日, 1月 21, 2004

IT市場で増えるところはドコ?

IT Business フロントライン (31)
に曰く、
「家電や普通の電話、時計やポータブルMDプレーヤなどがネットワークで結ばれ、駅の自動券売機やコーラの自販機までもがネットワークにつながれ、車や電車の中からでもインターネットにアクセスできるような社会が「ユビキタス社会」」
おそらくユビキタス社会と世間一般で言う場合、ミソはココでしょう。
非IT機器がIT化する、ネットワーク化する。
とすると、IT企業は、どこの非IT機器をIT側から侵食しますか、ということを考えなくてはいけないと思うのです。
それらを全部含めてユビキタス機器ですと言ってしまうと売れるものを作るということと同じになってしまうように感じます。

もちろん、全てのユビキタス機器(IT化された非IT機器)の"部品"を作りますとい
う選択肢はあります。

とり合えず、機器だけに絞ったとして、どの非IT機器がユビキタスという潮流に
乗ってIT化する可能性が高いのか。そして、その非IT機器とIT機器の類似性はあ
るのか。
その辺りを考えないといけないのではないでしょうか。


答え:増えるところは非IT機器がIT化する部分です!

本当か?

IT機器を使っていない層をIT化する、ということもパイを増やすでしょう。
既存のパイを大きくするという意味ではココです。

[例]・農林水産業のIT化.....規模は置いておいて
   ⇒気候情報と相場情報をリアルで監視するような目的にPCを使用。
   ⇒農産物生産管理用にPCを使用。
   ⇒魚群探知用。
   ⇒木材育成管理。---->これはチップですね。
・教育現場のIT化
   ⇒生徒出欠管理のためにPCを使う。
   ⇒生徒の健康管理のためにPCを使う。
・中小企業にPC1台/人
   ⇒....
・高齢者への購買層の拡大