2010年の産業構造
1995年の産業構成比と2000年の産業構成比から2010年の構成比を試算してみると以下の表のようになります。
鉄鋼、金属製品といった産業の構成比が低下していく一方で運輸業の構成比は一貫して上昇していくという結果になっています。一般機械も構成比を低下させるトレンドにあります。プラス・マイナス織り交ぜた動きを見せているのが電気機械。これはIT化による効率化による需要減というマイナス効果とIT需要の発生というプラス効果が同時に起こっているということを意味しています。
ちょっと意外だったのは、対事業所サービスは比率を上昇させていくのかと事前に想像していたものの、その想像を裏切って比率を上昇させないという結果になった。
これもやはり効率化の効果が勝ったと整理すべきなのかもしれません。
出所:総務省統計局「接続産業連関表」
経済産業省「産業連関表延長表」各年版
注:試算は上記の各表を長期経済モデルに組み込んで行った。
鉄鋼、金属製品といった産業の構成比が低下していく一方で運輸業の構成比は一貫して上昇していくという結果になっています。一般機械も構成比を低下させるトレンドにあります。プラス・マイナス織り交ぜた動きを見せているのが電気機械。これはIT化による効率化による需要減というマイナス効果とIT需要の発生というプラス効果が同時に起こっているということを意味しています。
ちょっと意外だったのは、対事業所サービスは比率を上昇させていくのかと事前に想像していたものの、その想像を裏切って比率を上昇させないという結果になった。
これもやはり効率化の効果が勝ったと整理すべきなのかもしれません。
[産業構成比] | 1995 | 2000 | 2010 |
食料品 | 4.5 | 4.2 | 4.4 |
鉄鋼 | 3.1 | 2.2 | 2.1 |
金属製品 | 1.9 | 1.7 | 1.6 |
一般機械 | 3.7 | 3.1 | 2.9 |
電気機械 | 5.9 | 5.4 | 5.7 |
運輸 | 4.0 | 4.4 | 4.6 |
対事業所サービス | 6.2 | 6.8 | 6.8 |
出所:総務省統計局「接続産業連関表」
経済産業省「産業連関表延長表」各年版
注:試算は上記の各表を長期経済モデルに組み込んで行った。
<< Home