需要側と供給側の匿名性
UFJ総研のユビキタス社会に関するレポートを読んで。
blogなどのコンテンツ・マネジメント・システムは個人による情報発
信を容易にしています。
htmlのコードをガリガリと書いたり、デザインを考えたり、FTPしたりという参
入障壁が無くなりました。
つまり、コンテンツを持っている人は素人でも簡単に何時でも何処からでも(自
分のPCからでも携帯からでもカフェからでも)、情報をコナレたデザインで発信
出来るようになったと言えます。
その意味でユビキタスと言うことは出来るでしょう。
ということで、ユビキタスと非匿名化というのは結びつくということでしょうか。
ここまでが一般的な事象でしょう。
企業との関係で言うと、One2Oneマーケティングも非匿名化と結びつきます。
企業が一括して"カスタマー"として把握していた層(匿名層)が層ではなくて非匿
名化された実体になるという需要サイドの非匿名化です。
その一方で、供給サイドの非匿名化も、例えば食品におけるトレーサビリィティ
の追及によって要求されるようになるかと思われます。
どこの工場、事業所でいつ製造されたか。これは突き詰めて行くと誰が造ったの
かというところに至るのではないでしょうか。
この誰が○○株式会社で許されるのか、許されないのか。
規模の小さいか、あるいは特定の人物がグイグイと引っ張っているような企業で
すと、○○株式会社=○野○夫と非匿名ということになります。しかし、その逆
の場合は匿名、つまり需要者側から見て顔の見えない企業ということになります。
そうなると、誰=○○株式会社では非匿名とは言えなくなるでしょう。
さらには、複数事業分野を抱える企業の場合は、CEOが全面に出ていたとしても、
そのCEOがモノを作り出している/直接マネージしているのではないことは明らか
なので、非匿名ということになるかと思います。
供給サイドにおいて非匿名性を担保する場合にも、いつでもどこでもモノを製造
した○野○夫に行き着くことが出来る、行き着いてコミュニケーションを可能に
するための道具としてユビキタス環境を考えることが出来ます。
需要側の非匿名性と供給側の非匿名性とを比較するとどちらが早く進むのかで将
来像も変わるような気がします。
blogなどのコンテンツ・マネジメント・システムは個人による情報発
信を容易にしています。
htmlのコードをガリガリと書いたり、デザインを考えたり、FTPしたりという参
入障壁が無くなりました。
つまり、コンテンツを持っている人は素人でも簡単に何時でも何処からでも(自
分のPCからでも携帯からでもカフェからでも)、情報をコナレたデザインで発信
出来るようになったと言えます。
その意味でユビキタスと言うことは出来るでしょう。
ということで、ユビキタスと非匿名化というのは結びつくということでしょうか。
ここまでが一般的な事象でしょう。
企業との関係で言うと、One2Oneマーケティングも非匿名化と結びつきます。
企業が一括して"カスタマー"として把握していた層(匿名層)が層ではなくて非匿
名化された実体になるという需要サイドの非匿名化です。
その一方で、供給サイドの非匿名化も、例えば食品におけるトレーサビリィティ
の追及によって要求されるようになるかと思われます。
どこの工場、事業所でいつ製造されたか。これは突き詰めて行くと誰が造ったの
かというところに至るのではないでしょうか。
この誰が○○株式会社で許されるのか、許されないのか。
規模の小さいか、あるいは特定の人物がグイグイと引っ張っているような企業で
すと、○○株式会社=○野○夫と非匿名ということになります。しかし、その逆
の場合は匿名、つまり需要者側から見て顔の見えない企業ということになります。
そうなると、誰=○○株式会社では非匿名とは言えなくなるでしょう。
さらには、複数事業分野を抱える企業の場合は、CEOが全面に出ていたとしても、
そのCEOがモノを作り出している/直接マネージしているのではないことは明らか
なので、非匿名ということになるかと思います。
供給サイドにおいて非匿名性を担保する場合にも、いつでもどこでもモノを製造
した○野○夫に行き着くことが出来る、行き着いてコミュニケーションを可能に
するための道具としてユビキタス環境を考えることが出来ます。
需要側の非匿名性と供給側の非匿名性とを比較するとどちらが早く進むのかで将
来像も変わるような気がします。
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