景気減速への序曲?
電子部品・デバイス工業の7月の生産は前月比で3.8%減、出荷も5.4%減、在庫も1.2%減となって在庫も減っているものの出荷の減少幅が大きいことから在庫率が2002年1月以来という水準にまで高まってしまっている。
こうした足元の状況と増産の流れが輸出関連産業とIT関連産業以外には同じようには拡大していないこと、米国経済と中国経済が勢いを無くしつつあること、更には原油価格の上昇によう交易条件の悪化による企業収益への圧迫といった要因を考え合わせると電子部品・デバイス工業の在庫率の上昇は景気減速への序曲と考えることが出来る。

こうした足元の状況と増産の流れが輸出関連産業とIT関連産業以外には同じようには拡大していないこと、米国経済と中国経済が勢いを無くしつつあること、更には原油価格の上昇によう交易条件の悪化による企業収益への圧迫といった要因を考え合わせると電子部品・デバイス工業の在庫率の上昇は景気減速への序曲と考えることが出来る。


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