水曜日, 10月 01, 2003

躊躇する生産


2003年8月の鉱工業生産指数が経済産業省から発表された。
8月の生産は、前月比▲0.5%の低下。生産は横ばい傾向だと総括し、依然として最終需要動向が不透明と指摘している。
確かに、その通りで、2002年1月を谷として輸出主導で回復に転じた景気は、内需に点火しないまま、新年度入りとともに調整局面入りしたとの観測を裏付けるような数値となっている。
上の在庫循環図でも、回復局面から積増局面、積上局面へと移行しているかに見える。
さてさて、このミニ景気、どうなることやら。