火曜日, 9月 30, 2003

どんどん減る虎の子

個人金融資産、8・四半期連続減
 日本銀行が発表した資金循環速報によると、2003年6月末の個人金融資産の残高総額は前年同期比で1・6%減の1,385兆4,425億円。これで、2001年7~9月期以来8・四半期連続での減少が続いている。
株価下落で、保有している株式の評価額が下がったこと、景気低迷による賃金の低下傾向に歯止めが掛からないこと、更には医療費や年金負担の増加が要因と考えられている。
この要因も2001年7~9月期以来8・四半期連続で変わらない。
一体、いつになったら変わるのか。
あるいは、このまま個人の金融資産は減りつづけるというのが常態となってしまうのか。