豊国神社唐門[国宝 S28.3]

四脚門、前後唐破風造側面入母屋造、檜皮葺。
豊臣秀吉を豊国大明神として祀る豊国神社は現在の智積院、妙法院そして三十三間堂までを含む広大な敷地を誇っていた。しかし、徳川幕府によって破壊され、太閤桐が浮き彫りされているこの唐門も二条城の門として移築されたと伝えられる。更に、南禅寺金地院に移され、明治維新の後、旧方広寺大仏殿跡地に現在の豊国神社が再興された際に、金地院から故地に戻ってきた。
写真では分かりにくいが、桃山文化の華麗な装飾が施されている。
京都市東山区
最寄り駅は京阪七条