ルーカ・デラ・ロッビア

Luca della Robbia(1400/01-1428)。
ナンニ・ディ・バンコ、ギベルティの工房で学び、フィレンツェ大聖堂の大理石彫刻『カントリーア』を制作。
ドナテッロの作風をも合わせて古典主義を確立する。しかし、関心は大理石彫刻の世界に留まることなく、マヨルカ陶器の技術を応用して大聖堂のテラコッタ『復活』、『昇天』を手掛ける。
彼の工房は多くの作品を産み出し、彼の死後も甥のアンドレアが工房を引き継ぎ、フィレンツェで長らく中心的地位を保った。