ベイズの考え方 

ある消費者がコカ・コーラが好きなのかペプシが好きなのか確かめたいとしよう。
コカ・コーラが好きな可能性を70%、ペプシが好きな可能性が25%と仮定する。これが事前確率ということになる。
この消費者がコカ・コーラが好きだという場合に、コカ・コーラを購入する可能性が70%。逆に、本当はペプシが好きなのにコーラを購入する可能性が30%としてみよう。
これが、いわゆる尤度ということになる。

で、実際に、この消費者がコカ・コーラを購入したとしよう。
コカ・コーラが好きだという場合
70%×70%=49%
ペプシが好きだという場合
25%×30%=7.5%
両方を足した56.5%が全ての可能性ということになる。
そうすると、この消費者がコカ・コーラが好きだという可能性(事後確率)は
49% ÷ 56.5% = 86.7%
ペプシが好きな可能性は
7.5% ÷ 56.5% = 13.3%
ということで、この消費者が実際にコカ・コーラを購入したということで、この消費者がコカ・コーラが好きだという可能性が70%から86.7%に上方修正されたということになる。これを主観確率の修正という。


This page is powered by Blogger. Isn't yours?