せいぜい2%か
EITOの10月時点の予測によると英国の情報通信分野の展望は明るい。英国はドイツとは違って2002年も大きな落込みは見られなかった。
もともと、英国経済は、ポンドの増価や外需低迷の影響などによって輸出が低迷、これによって製造業が低迷する一方で、小売や住宅などのいわゆる内需が堅調だったために「2つのスピードの経済(two-speed economy)」と呼ばれていた。内需が堅調イコール情報通信支出も他国よりは堅調という構図だった。
さらに、足元の経済状況もブラウン財務相が予算案で今年の経済成長率を2.0─2.5%としている。これは楽観的過ぎはしないかとの意見もあるようだが、少なくともこの強い傾向は半年は続きそう。
こうしたことは情報通信分野でも明るい見通しの土台となる。
下のグラフは英国国家統計局の生産統計によるもの。この動きを見る限りは、堅調だとはいってもEITOの10月時点の予測のように2004年に情報通信(ICT)支出が4%台に載せるような徴候はない。むしろ2%台がせいぜいだろう。

[参考]英国のIT支出予測
もともと、英国経済は、ポンドの増価や外需低迷の影響などによって輸出が低迷、これによって製造業が低迷する一方で、小売や住宅などのいわゆる内需が堅調だったために「2つのスピードの経済(two-speed economy)」と呼ばれていた。内需が堅調イコール情報通信支出も他国よりは堅調という構図だった。
さらに、足元の経済状況もブラウン財務相が予算案で今年の経済成長率を2.0─2.5%としている。これは楽観的過ぎはしないかとの意見もあるようだが、少なくともこの強い傾向は半年は続きそう。
こうしたことは情報通信分野でも明るい見通しの土台となる。
下のグラフは英国国家統計局の生産統計によるもの。この動きを見る限りは、堅調だとはいってもEITOの10月時点の予測のように2004年に情報通信(ICT)支出が4%台に載せるような徴候はない。むしろ2%台がせいぜいだろう。

[参考]英国のIT支出予測
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