後赤壁図

明の文人画家で呉派を興した文徴明の作品。赤壁とは赤壁の戦いで知られる場所。曹操と、孫権・劉備の連合軍が闘った場所だ。ところが後赤壁というと、宋の蘇軾東坡が黄州で詠んだ詩のことであり、この場所は同じ湖北省でも赤壁の戦いのあった場所とは別の場所になる。それにしても長閑な風景だ。ドラクロワのダンテの小舟とは違う。

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