文徴明

元末四大家と呼ばれ文人画を革新した黄公望、呉鎮、倪贊、王蒙の四人の流れを汲んだ明の文人画画家達呉派と呼ばれる流派を沈周とともに代表するのが文徴明(1470-1559)。長州、現在の江蘇省蘇州の出身で、詩文を呉寛に、書を李応禎に、画を沈周に師事。詩書画三絶と呼ばれた。明代(1368-1644)の時代は画院の職業画家を中心とする浙派が中心だったが、文徴明は南宗画中興の祖と呼ばれ呉派が主流となっていった。

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