悔悛するマグダラのマリア

「罪の女」(the Sinner)の異名を冠せられることの多いマグダラのマリアはルネサンス期以降繰り返し画題とされてきた。頭蓋骨に人物が手を載せている場合は、その人物の信心深さを表現している。この絵はマニエリスム最後画家エル・グレコ(1541-1614)の1576年から78年にかけての作品。エル・グレコはバロック美術の台頭によって忘れ去られ、20世紀初頭に印象派によって再発見された。

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