

阿佐ヶ谷駅
駅構造は高架駅であり, 島式ホーム2面4線を有する.1・2番線は中央・総武線各駅停車用, 3・4番線は中央線快速用である.中央線快速列車は平日のみ停車し, 土曜・休日は通過する.
阿佐ヶ谷駅の開業は1922[大正11]年7月15日である.同日に高円寺駅・西荻窪駅とともに開業し, いわゆる杉並三駅と呼ばれる.もともと中野駅と荻窪駅の間には停車場がなく, 阿佐ヶ谷村の住民にとって交通の便が悪かったことから, 村民の誘致運動により設置された経緯がある.高架化・複々線化工事は段階的に進められ, 1966[昭和41]年10月1日に高架化が完成した.1987[昭和62]年4月1日の国鉄分割民営化によりJR東日本の所属となった.
駅には南口・北口など複数の出入口があり, 駅ビルビーンズ阿佐ヶ谷[Beans阿佐ヶ谷]など商業施設が併設されている.改札内外にはエスカレーター・エレベーターが設置され, バリアフリー化も進展している.
駅周辺には商店街が発達しており, 南口側には大規模アーケード商店街の阿佐谷パールセンターがある.毎年8月に開催される阿佐谷七夕まつりは杉並区を代表する夏祭りとして知られ, 多くの来訪者を集める.北口側にも阿佐谷北口商店街などが存在し, 地域の商業拠点として機能している.住宅地と商業地が混在する落ち着いた住環境を有し, 都心へのアクセスも良好で通勤・通学の拠点としての性格を持つ.
@2020-09

今日も街角をぶらりと散策.
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