ジョット

Giotto di Bondone(1267?-1337)。
チマブーエの弟子といわれれ、イタリア・ルネサンスへと流れる様式の確立者。ローマ以前には、アッシジのサン・フランチェスコ聖堂の壁画『旧約新約聖書の諸場面』『聖フランチェスコ』が知られる。
在ローマ時代には、アレーナ礼拝堂の壁画『聖ヨアキムと聖アンナ伝』『聖母伝』『キリスト伝』『最後の審判』を制作。活動の場をフィレンツェに移しオニッサンティ教会堂主祭壇に『荘厳の聖母』を、さらにはサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂鐘堂建造に着手するも死去により未完となった。