柳森神社

1457[長禄2]年,太田道灌[1432-1468]が江戸城を築城した際に,鬼門除けとして京都伏見稲荷大明神を勧請したことに起源を持つ古社.創建の地は神田佐久間町辺りで,神田川土堤一帯に柳の木を多く植えて,文字通り柳の森としたことから柳森神社と呼ばれたといいます.

1659[萬治2]年,二代将軍徳川秀忠の命により,伊達政宗が江戸城の弱点であった本郷台地の神田山[神田台]を削る掘割工事を行った際に,現在地に遷座.

幕府の保護を受け烏森神社・椙森神社とともに江戸三森と称されました.

社殿が鳥居より下にある下り宮で,祭神は倉稲魂大神.

2017/09/09