ヤスナ・グラ修道院、「黒い聖母」


ポーランド、1982.8発行。
16世紀にパウロ神学者らが奉納した奇跡の絵画。
16世紀にパウロ神学者らが奉納した奇跡の絵画。
ヤスナ・グラ修道院(Jasna Gora)は、1382年にオポルチク公によって聖パウロ修道会のために建立。
1655年に、スエーデン軍がポーランドを侵略した際に周辺住民がヤスナ・グラ修道院に立て篭もって難を逃れたという伝説のほか数々の奇跡をもたらしたという。
聖母の顔が黒ずんでいるが当初は白かったと考えられている。しかし、その黒さにかつてオリエント一帯に広まっていた大地母神信仰の名残を見る見解もある。