伏見稲荷大社(伏見_京)

宇治から北上して立ち寄る。何度目かの伏見大社。兎に角、鳥居が多い、それから門前にある雀の焼き鳥。それが伏見稲荷のイメージ。
東京にも伏見稲荷を明治時代に勧請した東伏見社がある。だから、馴染み深い。



この稲荷大社は元明帝の和銅4(711)年に秦氏の秦伊呂巨が祀ったのが始まり。この伊呂巨の兄の都理は松尾大社を創建している。
秦一族は山背国の旧来からの名族である賀茂県主との間で婚姻関係を結び勢力を確固たるものにしていく。
このことは、「稲荷社神主家大西(秦)氏系図」に秦伊呂巨が賀茂建角身命24世賀茂県主
と記されていることからも窺える。