明王山宝仙寺

寺に伝わる縁起によると、平安時代後期の寛治年間に、後三年の役を平定して京に戻る途上の源 義家が、陣中護持の不動明王安置のために建立された。
この阿佐ヶ谷の地は、義家の父、頼家が八幡社を建てた地という。
宝仙という名称は、地神である地主稲荷が与えた珠の伝説に由来する。



寛永13年に宝仙寺の飛び地、塔の山に建立。昭和20年に戦災で焼失、平成4年に再建。
飛鳥様式の純木造で大日如来像など5体を安置。

都営地下鉄大江戸線中野坂上駅から500メートルほど