ルーツ東国諸藩

松平(大給)家(縫殿家)

三河大給藩 1万6千石

藩主官位・通称出自
初代松平(大給)乗次 Noritsugu従五位下 縫殿頭7000石旗本松平(大給)直次の二男。
松平(大給)直次は長い間、男子が生まれなかったため、旗本本多正種の長男・乗真を養子としていた。しかし、乗次が生まれたため、直次の死後、相続に争いが生じ、徳川家光の裁定によって乗次に家督が認められ4千石、乗真に3千石を相続。
1682(天和2)年に丹波何鹿郡・氷上郡などで2000石加増、1684(貞享元)年に大阪定番となり摂津・河内・丹波で1万石の加増を受け大名に列した。
2代松平(大給)乗成 Norinari従五位下 縫殿頭松平(大給)乗次の長男
3代松平(大給)乗真 Norizane従五位下 縫殿頭本多正種の二男。
7000石旗本松平(大給)直次の養子となり、後の初代藩主で実子・乗次と相続で争った。
第2代藩主・松平乗成の実子が早世したために大給藩主となる。

三河奥殿藩 1万6千石

藩主官位・通称出自
初代松平(大給)乗真 Norizane従五位下 縫殿頭本多正種の二男。
正室は松平乗次の養女(畠山義里の娘)。
藩庁を碧海郡奥殿村に移した。
2代松平(大給)盈乗 Mitsunori従五位下 縫殿頭松平(大給)乗真の長男
3代松平(大給)乗隠 Noriyasu従五位下 石見守松平(大給)盈乗の長男
4代松平(大給)乗友 Noritomo従五位下 兵部少輔松平(大給)乗隠の二男
5代松平(大給)乗尹 Noritada従五位下 主水正松平(大給)乗隠の四男
6代松平(大給)乗羨 Noriyoshi従五位下 縫殿頭松平(大給)乗友の二男
7代松平(大給)乗利 Noritoshi従五位下 石見守松平(大給)乗羨の長男
8代松平(大給)乗謨 Norikata正四位下 縫殿頭松平(大給)乗利の二男

信濃田野口藩 1万6千石

藩主官位・通称出自
初代松平(大給)乗謨 Norikata正四位下 縫殿頭松平(大給)乗利の二男。
奥殿(大給)の所領をそのままとし居所移転。
老中格陸軍総裁として五稜郭形式の竜岡城を築城。


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Last-modified: 2010-02-20 (土) 00:27:00 (5180d)