鶴牧陣屋

千葉は市原の姉ヶ崎にある陣屋。

1825(文政8)年に、安房国北条藩主水野忠韶(1761-1828)が城主格に昇格します。1827(文政10)年には安房北条藩から1万5000石で上総国市原・望陀両郡に移封され鶴牧藩を立藩します。これに際して、築城を幕府に届出て認められ陣屋を築きました。

形式的には陣屋ですが水野家が城主格の家柄であったために鶴牧城とも呼ばれます。

現在は陣屋の場所に市原市立姉崎小学校があります。

背後に見えるのは正法山砦