正覚院館

千葉は八千代にあるお城です。

現在は鴛鴦伝説で知られる池證山鴨鴛寺正覚院があります。すぐ南にある弁天社の周囲はかつては阿蘇沼と呼ばれる沼地だったと言われています。鴛鴦伝説の鴛鴦は阿蘇沼にいたといいます。本堂の前と裏手には土塁も残されています。

釈迦堂にある清涼寺式釈迦如来像の中の木札に「天文十五年 平胤広」と「平」「胤」の字があることから千葉氏の一族か家臣が正覚院館の主だったと考えられています。