白樺の林

アルヒープ・クインジ[Архип Иванович Куинджи,1842/1/15–1910/7/11]の作品.

クインジは19世紀後半のロシアを代表する画家.生まれは,ウクライナ東部のドネツィク州[Донецька область]のアゾフ海[Азовське море]に面するマリウポリ[Маріуполь].父親はギリシア系であったという.幼くして両親に先立たれ,生活のためにマリウポリからタガンログ[Таганрог]に居を移している.

世界的に著名な海洋画家であるイヴァン・アイヴァゾフスキー[Иван Константинович Айвазовский,1817/7/29-1900/5/5]に絵を学んだが,基本的に独学で絵画を習得し,フリーの画家として生計を立てた.

1892年にペテルブルク美術アカデミーの教授となり,1893年にはアカデミーの正会員となった.

Vita brevis, ars longa. Omnia vincit Amor.





















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