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単調性と局所非飽和性
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選好関係
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選好順序の公理
合理的選好の性質
選好関係
が合理性を満たす(=合理的選好関係が成立する.)とき、以下が成立する.
は非反射性(irreflexivity)、すなわち、
は成立しない.かつ、推移性(transitivity)、すなわち、もし、
かつ
ならば
を満たす.
は反射性(reflexivity)、すなわち、全ての
について
が成り立つ.かつ、推移性、すなわち、もし、
かつ
ならば
を満たす.
もし、
ならば
を満たす.
定義
(欲求に関する仮定)
単調性(monotonicity):行動計画
について、
.
強単調性(strong monotonicity):
かつ
.
局所的非飽和性(local non-satiation):任意の行動計画
と任意の
について、
かつ
であるような行動計画
が存在する.但し、
を
と
の間のユークリッド空間とする.
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平成23年5月2日